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(回答先: Re: 日銀の手足をしなったのは誰なんだ? 投稿者 jir@01.246.ne.jp じですううう 日時 2002 年 7 月 20 日 01:24:14)
>国家破産だって、馬鹿じゃない?日銀のHPにはちゃんと対外債務債権は大黒字だと資料がある、
かあちゃんがオヤジに、また反対でもオヤジがかあちゃんに10億貸そうが、10兆円貸そうが田中さんとこは大金持ちでしょ息子はバン万歳だ。そうでしょ?
この比喩は面白いですね。もう少し正確に言えば、
田中家(日本)には、父(政府/日銀)、母(納税者)、祖父(無資産老人)
母(資産家老人)、息子(将来の中核納税者)がいる。
父は、母が毎年、外から材料を43万買って(輸入)
その売り上げ49万(兆)を含む123万(兆)から50万(兆)渡され、それで
一家の生活を賄っている。しかし外に競争者(中国など)が出てきて
将来的には材料費を差し引いた後で外から受け取る利(貿易黒字)は
減って行くと思われている。
http://www.esri.cao.go.jp/jp/sna/qe021/jissuu.html
それでは生活が苦しいという祖父母の意見で、息子(未来の中核納税者)の
将来の稼ぎをあてにして、年30万借金して、今は700万(兆)にもなって
しまった。その支出のほとんどは祖父母の生活費や、商売の損失補填に
使われたが、実は祖母は、1500万(兆)近くのタンス預金を隠している。
借金はほとんど0金利で強引に借りているから、何とかなっているが
これが他人(他国)からの借金だったら、返せと言われると、金利を
上げねばならず、5%でも金利だけで年35万(兆)となり、実際の家計の
酷さから8%の金利を要求されたら、それだけで母の毎年の稼ぎを
上回って破産である。母(現納税者)は、きっと息子が何とかするだろうと
父の放慢な家計運営に関しては、文句を言うだけで何もしない。
今はまだ、借金は、田中円という父が勝手に印刷できる紙幣で
なされているから、それをたくさん刷って母に渡せば借金は帳消しに
できるし、祖母がたくさん貯金を持っていて、自分も50万(兆)程度、
田中円ではない外で買い物ができる円(ドル)を持っているので
皆は安心している。
ところで、もし祖母がまともな人間であれば、家族のために膨大な借金を
何とかしてやるはずだが、この祖母は、こうやって儲けた金を、家からこっそり
持ち出して円(ドル)に変えて使ったり、自分の外での安楽な生活(海外移住など)
のことしか考えていない。つまり決して家族のために、自分の貯金を使う気など
無く、田中円を一番有利な時点で、本当の円(ドル)やモノ(金など)に変える
気である。しかしそれを祖母が本格的に始めると、実は他の家の人々が、
田中円の有効性に疑問を持ち、この家の放慢経営に批判的になって、
田中家に押し掛けてきて、祖母から受け取った巨額の田中円を円に変えろ!
と要求してくる。仮に1500万のうち、500万を円に変えるように外の人たちが
やってきたら、50万(兆)の外貨準備など、一瞬にして消えてしまい、
田中円の信用など無くなる。すると、外の人への商売のための支払い(輸入)すら
できなくなり、残った家族は、食べ物すら満足に買えなくなって(ハイパーインフレ)
田中家はおしまいになる。