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(回答先: Re:PBRの一般 情報 投稿者 Ddog 日時 2002 年 7 月 19 日 19:57:52)
アメリカのイムクローンは主要薬であるErbituxがFDAにより門前払い(審査書類のつき返し)を受けたわけですが、今日現在の株価は8.54ドルです。一方松下の今日の株価は1543円で終わっています。
確かにFDAはエルビタックスを従来の薬では効かない症状専用の薬としてなら認可の検討をする意志があると表明していますがエルビタックスの将来の収益への貢献は未定です。FDAの承認すら未定です。それでも8.54ドルの株価がついている。
一方松下はどうか。2ヶ月ほど前の日経に、松下が日亜化学の有名な特許(中村修二さんにより広く知られるようになった)を回避した青色ダイオード用のレーザー技術の開発に成功したという記事がありました。
青色ダイオードの莫大な市場規模を考えれば松下のこの特許(ある種の物質を通すことにより光の波長を半分にする)はとてつもない可能性を示唆するものであり、松下の株価は急上昇するかと思いましたがそれは起きませんでした。
僕の結論:投資家はバカである
なお松下の体質は僕も大嫌いでPHPで思いやりをとく金があるならIRを充実させろと怒鳴りたい気分です。なおそうした自己の特許の価値をアピールすることができない松下の体質が問題なんだといわれればそのとおりだと思います。ですがイムクローンの株価の説明ができません。