現在地 HOME > 掲示板 ★阿修羅♪ |
|
日本商工会議所の山口信夫会頭は20日の記者会見で、来年4月に予定している普通預金など決済性預金の全額保護を撤廃するペイオフ全面解禁について「不良債権問題が解決するまで延期してほしい」と語った。
延期を求める理由について「中小金融機関から大手金融機関や郵便貯金への資金移動が一段と進み、中小企業向けの貸し出しが難しくなる」と述べた。
山口会頭は今年4月に定期預金などの払戻保証額を元本1000万円とその利子までとする措置が解禁され、中小金融機関からの預金流出が顕著になっていると指摘。不良債権問題が解決しないうちに解禁の対象を広げると、この傾向が加速すると危機感を示した。