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我々21世紀政策研究所は、多変量時系列解析による独自の景気モデルを使い、去年の早い時点で、今回の景気回復を予測していた。この景気モデルを使い現在の景気が今後どうなるか、予測すると、2003年半ば過ぎにはまた下降トレンドが明確になり、2004年には前年比でマイナスに落ち込むという結果がでた。次の下降局面まで、約1年半、500日。この500日で、日本における21世紀最初の10年が決まる。500日の間に、グローバルな投資家の信任を得て、経営者のマインドを前向きにさせる構造改革を実現しなければならない。改革が失敗すれば、次なる景気後退局面でいよいよ財政破綻の危機が迫ることになるからだ。国債の償還リスクが顕在化しかねない。またぞろ財政出動による景気対策の必要性が叫ばれ、国の資源配分が一層ゆがめられる。