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アルゼンチン政府が2000年6月に発行した第6回円建て外債(サムライ債)の利払いが14日の期日を迎えても実施されなかった。同国のサムライ債の利払いがなかったのは、昨年12月に対外債務の一時払い停止を宣言して以降2回目。6回債の発行額は600億円で個人投資家が多く保有しているとみられる。
アルゼンチンのサムライ債はすでに債務不履行(デフォルト)状態にあるが、債券管理会社の判断でデフォルト宣言を見送っている。同国と国際通貨基金(IMF)との金融支援に関する交渉を見守る方針という。
6回債に続いて5回債(発行額200億円)、4回債(同500億円)がそれぞれ今月17日、20日に利払いを迎えるが、実施の可能性は低い。3月に利払いがなかったのは7回債(同615億円)。