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(回答先: 日本の金融システム再生には、より抜本的な政策断行が不可欠=S&P[東京11日ロイター] 投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2002 年 6 月 11 日 15:40:08)
米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)は11日、日本の銀行の経営改革について「韓国などほかのアジアの国に比べて遅れている」とする報告書を発表した。最大の要因として銀行の収益回復に向けた政府の指導力の欠如を挙げており「国民の顔色をうかがうばかりで政策が中途半端だ」と指摘している。
報告書によると、韓国は国内総生産(GDP)の29%に相当する公的資金を銀行に注入したが、すべて普通株で政府は銀行の収益回復を推進した。さらに韓国の銀行は外資の持ち株比率が50-60%と高く、取締役の半数を社外から招くことが義務づけられている。その結果、貸出金利の引き上げや問題企業からの融資回収が進んだ。