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06/07 18:22 あおぞら銀株は部分売却も 筆頭株主のソフトバンク 経済50
共同
ソフトバンク取締役で、あおぞら銀行(旧日本債券信用銀行)の
会長でもある笠井和彦氏は七日、ソフトバンクが筆頭株主となって
いるあおぞら銀株の売却問題について「全く白紙だ」とした上で、
部分的に株を売却し、大株主にとどまることも検討対象になるとの
考えを明らかにした。
ソフトバンクは保有株の一括売却を模索中との観測があるが、株
売却後も同社などの国内勢が過半数を維持する可能性も出てきた。
あおぞら銀への出資比率は、ソフトバンク48・8%、オリック
スと東京海上火災保険がともに14・9%など、国内勢が計87・
2%を占めている。外資系は米投資会社サーベラス・グループの1
1・5%を筆頭に計12・8%。
笠井氏は、売却検討の理由を「今年四月施行の改正銀行法で、出
資比率20%以上の主要株主が株を持ち続ける場合、あらためて金
融当局の許可を得なければならなくなり、20%以上持ち続けるか
どうかの検討を迫られたためだ」と説明。その上で「20%未満に
することも検討対象になりうる」と述べた。
現在、国内勢、外資を含め売却先として「五―六社が手を挙げて
いる」という。一方、東京海上などの主要株主は国内勢が望ましい
としていることに対し、「私もそう思う」と一定の理解を示したが
、「(米サーベラスは)懸念のある(売却)先ではない」とするな
ど、銀行経営に問題がなければ売却先の国籍は問わない姿勢も見せ
た。
このほか、ソフトバンク、オリックス、東京海上が交わした「今
年八月末までに株を転売する際、他の二社の承諾が必要」との合意
を尊重する考えも示した。
(了) 020607 1822
[2002-06-07-18:22]