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「みずほ銀行」の預金者の約9%が預金の一部引き出しなどの対策を講じた−。インターネットを利用した調査会社、マイボイスコム(東京)はシステム障害を起こしたみずほ銀行についての預金者の行動を調査した結果を発表した。
最も多かったのは「しばらく成り行きを見て決める」とする人で、半数近くを占めていることから、同社は「再発防止など、今後のみずほの対応が重要になっている」と分析している。
5月1−5日にネット上で調査、約1万1600人が回答した。
4月末でみずほ銀に口座があった約2680人のうち、「一部預金を引き下ろした」人が4.9%いたのをはじめ、「引き落とし銀行を変更」などの対策を取ったとする回答の合計は9.2%だった。
「解約しない」が17.6%だったほか、「ローンや給与振り込みがあるため変更できない」との回答も多かったが、49.1%は「成り行きを見る」としている。
みずほ銀以外も含めた預金者全体では、ほかの金融機関への預金の振り分けなどの行動を起こした人は約15%。今後預金したい銀行に関する問いには、東京三菱銀行が1位で、三井住友銀行、UFJ銀行がほぼ同率で続いた。