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【ニューヨーク4日=坂本裕寿】米コンピューター最大手IBMは4日、半導体事業の従業員の7・5%に当たる1500人を 削減するリストラ計画を発表した。不採算分野の半導体事業を縮小し、収益性の高い情報通信(IT)関連のサービス事業に 経営資源をシフトする考えだ。
IBMは昨年、半導体事業で1000人の人員削減を実施したが、今回のリストラ策を手始めに他部門も含めて1万人規模の 追加削減を計画しているとの見方もある。
今年3月に最高経営責任者(CEO)に就任したサム・パルミサーノ氏は低迷する株価テコ入れなどを狙って積極的なリスト ラ策に着手しており、3日にはハードディスク駆動装置(HDD)事業を日立製作所に売却することを発表した。同事業でも関 連する人員1万8000人を日立が設立する新会社に移管する予定だ。