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政府・日銀は31日午後の東京外為市場で1ドル=123円00銭付近から円売り・ドル買い介入を実施。約半年ぶりの高値圏で推移していた円相場の一段の上昇を阻止した。今月中旬からの円高局面での介入は、22、23日の両日に続いて3度目。
日銀は午後3時前、1ドル=123円02銭までドル安・円高が進んだ局面で円売り・ドル買い介入を実施。介入を受けたドル相場は124円台半ばまで急騰した。市場関係者によると介入は外銀・邦銀の複数行を通じて行われ、一巡目の介入額は市場推計では40億ドルから50億ドル規模とみられている。
介入によって1ドル=124円60銭まで上昇したドル・円相場だが、同水準では輸出企業や利益確定のための円買い圧力が強く124円付近に反落。ただ、同局面においても再度介入が実施されたもようで124円台は維持している。
塩川正十郎財務相は31日午後、「先週に引き続き為替市場において適切な行動をとった」とする談話を発表し、東京市場で円売り介入を行ったことを明らかにした。財務相は「最近の為替相場の動きは余りにも急激である」と警戒感を示し、「今後とも為替市場の動向を十分注視し、必要に応じて適切な措置をとっていく所存である」としている。