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(回答先: 市場への影響は全くみられていない=ムーディーズの国債格下げで財務省筋[東京31日ロイター] 投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2002 年 5 月 31 日 13:50:25)
<シティバンク 国際金融本部バイスプレジデント 稲村秀彦氏>
米格付け会社ムーディーズ・インベスターズ・サービスによる日本国債格付け発表については、内容自体もそれを受けた為替市場の反応も予想の範囲内だった。ムーディーズの発表を受けて、ドル/円は若干、ドル高/円安に振れたが、ほとんど反応は見られなかった。今回は、2ノッチの引き下げに加え、格付け見通しは安定的と発表されたが、むしろ1ノッチの場合のほうが、市場に対してはサプライズだったのではないか。客観的に財政データなどを考慮すれば、ムーディーズによる格下げは妥当だと言える。
為替市場では、格下げの発表よりも介入のほうが直接的にインパクトがある。市場は、通貨当局の意思を確認したい構えだ。完全に介入ラインに入っている現状で、特に東京市場では今からドルショートにすることはできない。注目は、欧州タイムやNYタイムの動向だ。
依然として、介入が実施されると考えており、ドル/円の下値は限定的だと予想する。ただ、仮にこの水準で介入がない上に、単純なるスムージングオペに市場の認識が切り替わるとすると、120円割れも視野に入ってくるだろう。
(東京 31日 ロイター)