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(回答先: 金先、ムーディーズの格下げに反応薄「織り込み済み」の声も(日経マネー&マーケット) 投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2002 年 5 月 31 日 13:25:16)
米格付け会社のムーディーズ・インベスターズ・サービスは31日、日本政府が発行または保証する円建て国内債券の格付けをダブルA格最下位の「Aa3」から、シングルA格2番目の「A2」に2段階引き下げたと発表した。これにより日本国債は、投資対象ランクで「総合的に優良」から「中級上位」に転落した。
ムーディーズは理由について、日本の債務残高が「戦後の先進諸国に例を見ない『未踏の領域』に入りつつある」としている。
日本は世界第二の経済大国でありながら初めて中級に下げられた。同社の国債格付けでは先進7カ国(G7)中で既に単独最下位となっており、格下げで一気に南アフリカやポーランド、イスラエルといった新興市場国と並ぶ水準まで低下した。
■格付け 金融商品などの元本・利息の安全性や確実性(信用リスク)について、第三者の立場でランク付けしたもの。アルファベットや数字を使った記号で示し、投資の際の参考となる。国債の格付けは企業の格付けにも影響し、その国の経済的な「実力」を表す一つの物差しとして受け止められている。多くの民間格付け会社があり、米国のムーディーズ・インベスターズ・サービスと、スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)が世界的に有名。