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1.販売電力量実績
4 月 分
(1)特定規模需要以外の需要
電力量対前年比は94.9%と前年実績を下回った。
○電 灯
3月から4月上旬の平均気温が前年に比べ高く推移し、暖房需要が減少したことなどから、電力量対前 年比は93.2%と前年実績を下回った。
○電 力
民生用需要は、電灯と同様に暖房需要が減少したことなどから、低圧電力が電力量対前年比87.6%と 前年実績を下回り、業務用電力も同98.3%と前年実績を下回った。
産業用需要は、高圧電力Aが電力量対前年比96.1%と前年実績を下回り、高圧電力Bも同98.8%と 前年実績を下回った。
電力計では、電力量対前年比96.3%と前年実績を下回った。
(2)特定規模需要
電力量対前年比は96.6%となった。
(3)合 計
電力量対前年比は95.4%と前年実績を下回った。
2.大口電力産業別需要実績
大口電力計の電力量対前年比は96.6%と15カ月連続で前年実績を下回った。
製造業計についても、同95.5%と15カ月連続で前年実績を下回った。また、主要11業種では『ゴム製品』およ び『非鉄金属』の2業種が前年実績を上回った。
業種別にみると、素材型産業のうち『鉄鋼』は電力量対前年比95.8%と前年実績を下回った。『化学』は、ソー ダ、化学繊維、石油化学および酸素の主要業種がすべてマイナスとなり、化学計の電力量対前年比は86.5%と 前年実績を大きく下回った。また『窯業・土石』は、ガラスおよびセメントが前年割れとなったことから、窯業・土石計 の電力量対前年比は97.9%と前年実績を下回った。
一方、加工型産業のうち『機械製造業計』は、一般機械、電気機械、輸送用機械および精密機械がすべてマイ ナスとなり、機械製造業計の電力量対前年比は96.2%と前年実績を下回った。
(注)大口電力とは、高圧電力Bおよび産業用特定規模需要の合計である。