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三菱東京フィナンシャルグループが24日発表した2002年3月期の決算は連結最終損益が1523億円の赤字となった。株価下落で株式関連の費用が2248億円発生したほか、不良債権処理で7744億円を計上したことが主因。会見した三木繁光社長は「不良債権残高、与信関連費用が減少に転じ、ほぼ業務純益内に収まった。潮目が変わり、今年度は攻めに転じる」と述べ、貸し出し拡大に意欲を見せた。
前期は実質業務純益が前期比7%増加したものの、下期だけで海外も含む新規の不良債権が4477億円発生した。整理回収機構の活用などで下期で6747億円のオフバランス化を進めたが、前期末の金融再生法に基づく開示不良債権額は4兆2694億円(9月末比3695億円増)に増加した。