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塩川財務相は、前日までに2日続けて為替市場で介入を行ったことについて、これほど急激に動いたのは、何かあるのでは、という警戒心を依然持っている、と述べた。
閣議後の会見で述べたもの。
塩川財務相は、為替に対する基本的な見方として、「急激に動いてきた。これほど急激に動いたのは、何かあるのではという警戒心を依然持っている」と述べた。また、「あまり急激なことは困る。安定した水準で維持して欲しい」との考えを示した。
また、塩川財務相は、日本国債の格付けに関する意見書に対するムーディーズとフィッチの回答に返信を送ったことについて、「日本の経済スケールや潜在成長力について全然見ていない。現在における国債残高が他国と比べて多すぎるのではないか、といった定性的な判断で(格付けを)やっている。日本経済のファンダメンタルズをもっと掘り下げた分析が不足ではないか」と語った。
このほか、自民党の麻生政調会長が、年度内減税のためには今年度内の国債30兆円枠を堅持することにあまりこだわらなくてもいいのではないかと発言しているようだが、との質問に対しては、参考にはする、としたうえで、「財政節度を守るために、30兆円枠の精神を失ってはいけない。来年も相当の歳出削減を行政効率の面から見直さなくては行けない。行政効率に関する見直し・検討は進んでいない。高度経済成長の延長のようになっている」と述べた。