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【ロンドン22日共同】価格下落を防ぐための原油減産を今年7月以降も継続するかどうかで、石油輸出国機構(OPEC)が揺れている。OPECは継続の方針を示唆しているが、長期の減産態勢で財政を圧迫されている加盟国の間では、非加盟国にシェア(市場占有率)を奪われるとの不満も高まっているからだ。
石油アナリストによると、今年1月から輸出削減に応じてきたOPEC非加盟国のロシアが今後2カ月かけて削減措置を段階的に解除する方針を掲げたことがOPECの動揺に拍車を掛けた。
OPECは6月下旬に臨時総会を開くが、減産問題に加え、国営ベネズエラ石油(PDVSA)総裁に迎えられて総会を最後にOPEC事務局長を退くロドリゲス氏の後任問題も重なり、紛糾が予想される。
(05/22 16:50)