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電気事業連合会が22日発表した4月の電力需要実績(速報)によると、景気動向の指標となる産業用の大口電力は電力10社合計で前年同月比1・8%減の206億900万キロワット時と、15カ月連続の減少となった。ただ、昨年2月が前年同月のうるう年の関係で実質プラスだったため、それを除くと14カ月連続マイナス。
減少幅を見ると、4月は3月の4・9%から3・1ポイント改善し、「5月には久しぶりのプラスに転ずる可能性もある」(電事連)との見方も出ている。
主要業種別では、全7業種が前年同月比でマイナスだが、化学の減少幅は3月から5・6ポイント改善して3・6%減となるなど、各業種とも回復しつつある。電力会社別では中国電力と沖縄電力が前年同月比でプラスだった。
(05/22 12:05)