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内閣府が21日発表した3月の景気動向指数(改定値)は景気の現状を示す一致指数が61.1%となり、景気判断の分かれ目である50%を15カ月ぶりで上回った。速報値の56.3%からも上方修正された。今回新たに加わった稼働率指数(製造業)が、3カ月前に比べ改善したため。また、速報段階でプラスだった生産指数(鉱工業)や所定外労働時間指数(製造業)も確報段階で上方修正されており、生産・雇用関連の指標を中心に内容的にも改善。内閣府は、4月の一致指数について「50%を上回る可能性がやや高まった」と評価している。
また、5―6カ月先の景気動向を示す先行指数は、3月の改定値が81.8%となり、速報値の80.0%から上方修正。3カ月連続で50%を上回った。最終需要財在庫率指数が、速報時点では悪化とされたのが、確報での上方修正で改善に転じたため。