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竹中平蔵経済財政担当相は21日午前の閣議後記者会見で、同日開かれる日銀の金融政策決定会合について、短期的に大きく政策を変える状況にはないが「金融の問題はまだ極めて問題が多い」と述べ、日銀が供給するマネタリーベースの増加に対し市場に出回るマネーサプライが伸び悩んでいる点を指摘した。その上で、マネーサプライを増やすことは「部分的には日銀の問題で、部分的には銀行の不良債権の問題だ。両者に努力をしてもらわなければならない」と述べ、日銀の金融緩和努力は引き続き必要だとの認識を示した。政府と日銀の景気認識については「基本的な差があるとは思っていない」と語った。
為替が1ドル=125円台と急激な円高に振れていることに関しては「急激な円高は底入れした景気に対し1つのリスク要因だ。その観点では注目していきたい」と、警戒感を示した。