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ムーディーズが日本国債の長期国債の格付け発表を5月末まで延期した。それと同時にイタリアをワン・ランク引き上げると発表した。欧州単一通貨ユーロの導入に伴い、財政再建により公的債務残高(国の借金)を削減した努力が評価された。
財務省の傍目に恥ずかしいムーディーズへの抗議は、再度の金融危機不安が高まる警戒感からだ。
「仮に国債が「A2」に引き下げられた場合、主要行の債務も格
下げされ4メガバンクの債務の一部がジャンク化、つまり“投資
不適格”と判断され、海外からの資金調達が困難になると予想
されている。それだけではない、格下げをきっかけに債権市場
が混乱、長期金利の上昇を引き起こせば、不況下の金利高という最悪の事態を招く。国民生活に深刻な影響を与えるだけでなく、国債を大量に保有している4大メガバンクの財務に与える影響は極めて甚大だ。」
(PAXNet Impress http://www.paxnet.jp/)
4月26日の終値で1万ドルを割り込んだ、ダウ工業株30種平均が
持ち直しているが、アメリカの景気回復には疑問符が大きく付く。「9.11テロ」以降、戦争特需というカンフル剤以外、とくに景気刺激策がなかったように思う。カンフル剤は切れている。
ここで、これまでにもアメリカ政府の意向を受けてきたムーディーズが、日本国債を2段階格下げし、仮に金融危機が起きた場合、アメリカ経済に飛び火する。だからムーディーズがアメリカ政府の意向を受け、日本国債の格付けを据え置くことも十分考えられると思う。推量でものを言えば、日本国債の実態は、すでに「A2」のはずだ。
また、国債を大量に保有しているのは4メガバンクだけではない。全国の地方自治体、私達の年金保険料を預けている年金資金運用
基金なども大量の国債を保有している。日本の財政崩壊は日増し
に進行している。
現在のドル安・円高進行が、自動車・ハイテク企業など輸出企業の業績を破壊するのは目に見えている。だから、政府・財務省がやらねばならないことは、すでに十歩遅れているドル安・円高対策のはずだ。
今回、日本政府の格付けが世界に公開された。瀋陽の総領事館内
連行事件である。
どうもと
http://www.d5.dion.ne.jp/~y9260/