現在地 HOME > 掲示板 ★阿修羅♪ |
|
帝国データバンクが16日発表した全国企業倒産集計によると、4月の倒産件数は1641件と4カ月連続で前年同月比増加し、4月として戦後3番目の水準を記録した。負債総額は1兆2765億2800万円。景気低迷の長期化で不況型倒産が引き続き多数を占めたほか、上場企業の倒産が6件と月間件数として過去最多を更新した。
負債総額は8カ月連続で1兆円を上回り、4月として97年に次ぎ戦後2番目の水準。月中にニコニコ堂、第一家電、段谷産業といった上場企業の経営破たんが相次いだほか、ノンバンクの浪速相互信販(負債1000億円)など大型倒産で負債額が膨らんだ。
倒産に至った理由では「販売不振」が大半を占め、業歴30年以上の老舗企業の倒産が目立っている。古くからの資産を活用することの多い老舗企業では、地価下落に歯止めがかからず「業務上必要な(土地の)評価替えだけで債務超過に転落し、銀行に見放される」といった声が寄せられているという。