現在地 HOME > 掲示板 ★阿修羅♪ |
|
日米欧など主要30カ国が参加する経済協力開発機構(OECD)閣僚理事会が15日開幕し、世界経済見通しについて議論した。米国の同時多発テロの影響がほぼ解消し、世界経済は回復傾向にあるとの認識で一致。日本は景気底入れの動きが強まってきたと説明した。ただ、各国からは日本の景気回復の勢いが弱いことに加えて、不良債権問題の解決が引き続き課題であるとの指摘があった模様だ。
閣僚理事会の冒頭に開催された世界経済展望を巡る協議では、欧米などOECD地域で明るさが広がっていることが話題に上った。
日本は5月の月例経済報告で景気判断を上方修正する見通しになったことなどを報告して、日本だけが取り残されているとの印象を与えないよう努めた。小泉純一郎首相が進める構造改革路線や日銀の度重なる金融緩和により、デフレ傾向にも歯止めがかかってきたと強調し、各国の理解を求めた。