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14日のニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物市場は、中東情勢の先行き懸念などから大幅高となった。国際指標となる米国産ウエスト・テキサス・インターミディエート(WTI)の価格は、前日比0.98ドル高の1バレル=29.36ドルで取引を終えた。終値が29ドル台になったのは、同時多発テロ直後の昨年9月中旬以来、約8カ月ぶり。
原油価格は、テロ直後に高騰したあと、昨年末にはいったん1バレル=20ドル程度まで下落していたが、石油輸出国機構(OPEC)が減産を決めたことや、米国がイラク攻撃をするといった懸念から高騰に転じている。
欧米の中央銀行は、原油価格の上昇がインフレに結びついたり、景気回復の腰を折ったりする懸念を強めている。(10:05)