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UFJ銀行、みずほコーポレート銀行、あさひ銀行など4行は13日、経営再建中のマンション最大手の大京に総額4700億円の金融支援を実施する方針を固めた。4000億円強を債権放棄し、残りは債務(銀行にとっては債権)の株式化に応じる。この支援で大京は1兆円を超す連結有利子負債を半分程度に圧縮し、早期再建を目指す。
最近の企業向け金融支援では、今年2月に合意した大手スーパー、ダイエーへの5200億円に次ぐ規模になる。
大京は3月上旬に4行に金融支援を要請したが、各行の負担比率を巡って交渉が難航していた。当初は総額3000億円超の支援を検討したが、再建を軌道に乗せるには、思い切った債務圧縮が必要と判断した。
最終的には主取引行のUFJ銀が4000億円強の債権放棄のうち3000億円程度を負担、みずほ、あさひ、UFJ信託の3行が残りの1000億円程度を放棄することで合意した。