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旧一勧、旧富士、そして旧興銀首脳間の争いにうつつを抜かした結果、データの一本化の対策が遅れに遅れ、顧客に途方もない迷惑をかけている「みずほ」ーー顧客無視の体質は、旧来とまったく変わっていないことを証明したわけだが、ここに来て、その救いようのバブル時代の象徴的出来事が、本誌への顧客当事者からの告発によって明らかになった。
その情報提供者は、旧一勧の都内H支店と取引があった産廃業者のN氏(70代)。当時の支店長や副支店長等、幹部に度々、酒席やゴルフ、果ては愛人提供までたかられたというのだから呆れる。
「彼等は午後5時過ぎになると、頻繁に私の事務所にやって来ていました。別に用があるわけではない。要するに、暗に接待してくれというわけです。特にE支店長はコリアン女性が好きで、何度、コリアンクラブで接待したかわかりません。私と女房、それに彼とそこのクラブで知り合った女性と4人で、金沢まで一泊で旅行に出かけたこともあります。あれは91年12月のことだったと思います。それから私が会員権を持つ千葉カントリー倶楽部にもよく連れて行きました。支店長、副支店長、融資課長と北海道の阿寒カントリー倶楽部までゴルフに行ったこともあります。もちろん、これら経費はすべて私持ちでした」(N氏)
その接待旅行の際に撮影された写真も、本誌は入手している。
これだけでも、十分にメチャクチャな話だが、あまっさえ、その支店長はN氏に対し、融資実績を水増しするためだろう、“迂回融資”まで頼んで来たというのだから恐れ入る。
「私の知り合いの建設会社社長に融資したいが、十分な担保がない。そこで、私の不動産に5億円の根抵当権を設定、さらに私への融資3億円(無担保)の計8億円をその建設会社社長に融資したいと言って来たんです。いま思えば私も軽率だったんですが、その願いを聞いてあげたのは、女性との経費まで出してあげていたからまさか裏切らないと思ったからです」(N氏)
融資が実施されたのは89年7月から91年8月にかけて。ところが、この実際に融資を受けた建設会社社長は、それから1年もしないうちに融資を滞らせる。そこで、一勧はN氏に返済を迫って来たというのだ。
「その豹変の仕方は、とても人間とは思えません。あれだけ世話になっていながら、“貴方が借り手なんだ!”と平気で返済を迫る。そして、ほどなくE支店長は栄転し、事情を知らない新しい支店長の元でさらに容赦ない取り立てが始まりました」(N氏)
この結果、N氏の会社は資金繰りに窮して倒産。
「まさに、あいつらに会社を潰されたわけです! ところが、あいつらは何ら責任を問われることなく、副支店長なんか出世していまはみずほの中堅幹部としてやっています。そんな銀行ですから、ATMトラブルなんて、私に言わせれば当り前の話です」
まさに、恥知らずな銀行屋どもである。
なお、この他、別の支店での預金トラブルの件も含め、編集長の山岡が7月1日発売の『実業界』でレポートしますので乞う、ご期待。