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柳沢伯夫・金融担当相は14日の閣議後の記者会見で、米格付け会社のムーディーズ・インベスターズ・サービスが日本国債の再格下げを検討していることについて、「心配している」と述べ、金融機関などに与える悪影響への懸念を表明した。
柳沢金融相は「ソブリンの格付けが下がった場合、ソブリン下でのいろいろな各機関・企業の信用が影響を受けるということもあるようだ」と指摘。そのうえで「まず国債のソブリンについて的確な格付けをしてもらうことも、その国の企業の格付けを適切にしてもらうために必須の条件と思っており、しっかりみてもらいたい」と語った。
こうした格付け機関による日本国債格下げの動きに対し、財務省は黒田東彦財務官名で反論の意見書を提出している。このことについては「ああいうものを出さないで済むのがベストだが、ここまで来たらやむにやまれず出したのだろう。それなりに理解している」と述べるにとどめた。