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東京金融市場では4月以降、長期、短期とも金利低下基調が鮮明となっている。前年度末を無事に乗り越え、金融システム不安が後退したことや、運用難から債券市場に対する機関投資家の資金流入が続いているためだ。
不良債権処理で銀行の経営体力は低下しており、金融システムは依然脆弱(ぜいじゃく)な上、国債の追加格下げなど波乱要因は残っている。しかし、日銀の潤沢な資金供給を背景に、当面、短期金利は0%付近で推移、長期金利も1%台前半で低位安定するとの見通しが強い。