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(回答先: 住倉工業、破産宣告申し立て=一部株主は差し止め請求 (時事通信) 投稿者 sanetomi 日時 2002 年 5 月 11 日 05:14:59)
東京地裁に破産申し立てを行った住倉工業<6114>の青木社長は記者会見で、破産申し立ての原因は無理な資金調達で、会社を存続させるには程遠い状況だった、と述べた。同社はきょう10日、同社長と役員1人が破産申し立てを行った。
青木社長は会見で、2000年6月から新規に開始した電子決済サービス事業が、「売り上げが上がらなかったうえ、(本業と)事業の本質が違っていた。本業もかなり苦しかった。安定株主がいなかったことも問題だった」と述べた。青木社長によると、同社が2000年から2001年にかけて私募CB(転換社債)で調達した36億円は、「そのうち13─15億円は新規事業に向けられたが、残りは引受先から紹介された投資ファンドに払い込まれた。前社長の主導で進んでいた」という。
社長によると、この日行われた取締役会では、4人の取締役のうち、青木社長と五十嵐取締役が破産申請を主張したが、新規事業を担当していた新任の2人は存続を主張。議論が平行線のまま、青木社長ら2人が東京地裁へ破産申し立てを行った。「会社更生法なども検討したが、現状の受注残や悪評下では無理だった。存続にはほど遠い状況だった」という。