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(回答先: 冬季迎え西ナイルウイルス流行に歯止めと 米CDC[CNN] 投稿者 柘植行人 日時 2002 年 11 月 05 日 17:45:45)
米フロリダ州マイアミ(ロイター) フロリダ州中部オレンジ郡のワニ養殖場で13日、西ナイルウイルスに感染しているワニ3匹が確認された。西ナイルウイルスに感染した爬虫類(はちゅうるい)が米国で見つかったのは初めてで、州の公衆衛生当局は、ワニのウイルス被害の規模については不明としている。
フロリダ州には計21カ所のワニ養殖場があり、昨年は2万5200枚のワニ皮と8万5770キロのワニ肉が出荷された。ある養殖場でワニが大量死したため、フロリダ大学の研究者が死因の調査を実施し、感染を突き止めたという。詳しい死因や大量死の具体的な数は明らかでない。
専門家によると、西ナイルウイルスは熱に弱いため、感染している食肉用ワニは調理すれば問題ない。また、感染しているワニに噛(か)まれたとしても、ウイルス感染の恐れは少ないと説明している。
西ナイルウイルスは、1937年にアフリカ中央部ウガンダで発見され、アフリカやアジアで広くみられる。高熱や脳炎を発症し、幼児や老人、免疫システムが弱っている人は特に注意が必要で、脳炎から死に至る場合もある。蚊が媒介して鳥類やほ乳類に感染する。
米疾病対策センター(CDC)によると、西ナイルウイルスによる死者は、11月13日現在で計211人、感染者数は3587人。1999年にニューヨーク州で初確認されて以来、最悪規模で、最多の被害はイリノイ州の死者48人、感染者738人。ミシガン州の死者41人、感染者504人、オハイオ州の死者21人、感染者413人などと続いている。
(2002.11.14 Web posted at: 19:11 JST)
http://cnn.co.jp/science/K2002111402086.html