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有機表示された豆腐と納豆の約3割に、本来使ってはならない遺伝子組み換え大豆が混入していたことが30日、農水省の抽出調査で分かった。加工の過程で組み換え大豆が誤って混入したと見られ、同省は有機食品の認定基準などを見直す検討を始めた。
同省は、食品の表示違反が相次いだのを受けて、今年6月から7月にかけ有機JAS認定を受けた豆腐と納豆54商品と、原料の大豆が認定を受けた豆腐と納豆22商品の計76商品の抽出調査を行った。その結果、25商品から遺伝子組み換え大豆が検出された。
このうち2商品は、実際には有機大豆を使わないJAS法違反に該当する事例だったが、残りの23商品は意図的な表示違反でなく、普通の商品と製造ラインが共通するため、組み換え大豆が誤って混入した可能性が高いことがわかった。
現状の有機認定では、製造ラインの分別などを明確に規定しておらず、同省は認定基準の見直しを検討する方針。また今回、組み換え大豆の混入が見つかった商品の業者には、ラインの洗浄の徹底などを指導する。(読売新聞)
[10月30日21時53分更新]