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【パリ9日】ドイツの科学者はいわゆる狂牛病の牛海綿状脳症(BSE)や人間のクロイツフェルト・ヤコブ病(CJD)の原因とされるプリオンを含む血液と健全な血液を15分間で識別する方法を発見したと信じており、これで輸血によってこうした病気が感染する可能性を根絶できるとみられている。
12日に発売されるニュー・サイエンティスト誌によれば、これはベルリンのロベルト・コッホ研究所のディーター・ナウマン氏が率いる研究チームが見つけたもので、これまでのところ、BSEやCJDと同じ病気である羊のスクレーピーに感染したハムスターの血液を使って実験を重ねてきた。
実験の結果、感染サンプルの97%を探知したが、健康な血液を間違えることはなかった。次の段階はCJDおよびBSEに関して実験することだという。
これまでは免疫抗体を使ってプリオンを探知してきたが、ナウマン氏の新方法は赤外線の照射で感染サンプルと健全なサンプルの組成の違いを調べるものだという。(写真は輸送トラックで運ばれる牛)〔AFP=時事〕
http://news.msn.co.jp/articles/snews.asp?w=234802