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神奈川県内の食肉処理場で解体された乳廃牛(6歳8か月)が22日夜、BSE(牛海綿状脳症=狂牛病)の確認検査(ウエスタンブロット法)で感染牛と確認された。
厚生労働省は近く専門家会議を開き、正式に判定する。国内でBSE感染牛が見つかったのは今年5月以来、5頭目。
同省などによると、この牛は1995年12月に出生、同県内で飼育されたホルスタイン種。21日に同県厚木市内の食肉処理場に搬入された。起立不能の状態で、解体前の生体検査では、両前脚の関節炎や股(こ)関節脱臼(だっきゅう)、熱射病などと診断され、病気の家畜用の別室で解体処理された。
同県食肉衛生検査所での1次検査(エライザ法)で強い陽性反応があり、22日に国立感染症研究所で行われた精度の高い確認検査でも陽性と判定された。
この牛の肉や内臓は処理場内に保管されており、近く焼却処分される。農水省は、同じ牧場で飼われていた牛の移動を禁止し、感染源を調べる。
これまでに感染が確認された牛の出生地は、3頭が北海道、1頭が群馬県だった。
BSEの全頭検査では昨年10月の開始から今月17日までに、約101万頭が検査を受けている。(読売新聞)
[8月22日20時35分更新]