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(回答先: するめいかさん 一言主さんへのレス 再び天皇システム天皇論 投稿者 Ddog 日時 2002 年 11 月 14 日 00:51:23)
Ddogさんどうもです、ご意見お待ちしておりました。
>まず、逆にお聞きしたい?暗黒勢力とは、どこか秘密の基地で、陰謀をめぐらしている、秘密めいた集団がいるとでも思っていますか? まったくNOとは思わないが、考えすぎではないでしょうか? ある種裏社会は存在しています。一橋文哉氏のオウム帝国の正体でも書かれている、暴力団と北朝鮮人脈は、典型的裏社会ですが、しかし、天皇陛下の悪口を言って暗黒勢力に暗殺されるなどと、妄想もいいところ。土居たか子などは、十回ぐらい、暗殺されてないとおかしいですね。
>暗黒勢力の真相は、日常はわれわれとなんら変わらない一般人が、時として、日本人の無意識に刷り込まれている血で、無意識に天皇擁護する側にまわります。その見えない力を、反日日本人が暗黒勢力と呼称するのと違いますか?
−
戦前の暗黒勢力は、天皇の権威を最大限に悪用し
あらゆる手段を伴う全体主義を徹底すると共に、違う生き方を偏執的に否定抹殺し、
それゆえに日本を滅亡でしか更生できないところまで追い込みました。
ただ、これって日本人としての嗜好も作用したと思いますし、
戦争が負けで終わっただけなら国民として愚行を反省すれば済む程度です。
しかしながら結果は外国の統治を許すにまで至り、それでは済まなくなりました。
現在の暗黒勢力は、日本の民間人を信じがたく、かつて無い
方法で虐殺し、(核兵器もあと5,6回は使うつもりでいたそうです)
日本を占領し天皇を生かしてひざまづかせ日本の気概をへし折り、
支配に好都合な形になるまで日本を調教しました。
グローバリゼーションの嚆矢として、
来るべき物が来たといったところでしょうか・・・
暗殺とかは、戦後日本が素晴らしく調教されて暗黒勢力を
軸にくるくる回り、九官鳥のようにさえずるようになったのでそういう事が
必要なかっただけのことです。政治的に殺してしまえば事足りる
事も多かった訳ですし。
熊や狼はともかく、牛や豚を太る前に無駄に殺す奴はいませんよ。
けど、先ごろ殺されてしまった、ロシア人の奥さんを持つ人などは
そういうことだったのかもしれませんよ?
言うまでも無いですが、暗黒勢力にとって
土井たか子のようなお笑い芸人が暗黒勢力由来のでたらめな建前を
無思慮に振りかざして日本を骨抜きにするSMショーを
煽りこそすれ止める理由などありません。SM党を中核とした
野党連合政権の誕生とスピード消滅、決定的な政治無気力無関心の発生を、
さぞ愉快に眺めた事でしょう。
>歴史的には織田信長が天皇を黒幕とする秀吉 光秀 家康に暗殺されたとする説で、そのようなことを考えるのでしょう。戦前であったのなら軍部特務機関がありその温床はあったと思いますが、はて、戦後 腐りきった日本のどこに現在そんな気骨がある組織があり、具体的被害者はいるのでしょうか? 教えて下さい。明治維新の英雄達は、西郷はじめ、坂本竜馬 大久保利通・・・・すべて 暗黒勢力であるということでしょうか?自分は、維新の志士を尊敬しています。
維新の勤王達や、明治天皇が存在したからこそ、今日不況にあえいでいても、北朝鮮のような社会でない日本が存在していると確信しています。
−
暗黒勢力による被害状況は上に挙げましたが、
ちょっと疑問を呈させていただきたいのは、
北朝鮮のような社会とはどういう社会なのでしょうか。
たしかに暗黒勢力を敵にまわして年中戦争をして
疲弊し滅亡しかかっている国が快適だとは到底思えませんが、
深い思慮無しに記号的理解をすることは暗黒勢力の望む所、思う壺です。
勝ち組に反旗を翻す愚かで狂った国という程度の理解で済ませ
なおかつそこから戦後日本を安易に肯定してしまう無頓着は、
将来の日本が大日本帝国の最後同様いわゆる負け組に転落する結果を
招きかねないのではと思ってしまいます。
>天皇システムを維持するメリットは、数え切れません。神戸の震災。
時の首相村山が被災者を慰問したときは罵詈雑言を言っていた人々が、
両陛下が慰問され、涙を流して感激して握手を求めている姿が印象的であった。
両陛下を前にすると、大概の日本人は、自然と天皇教徒と変化する姿を
目撃すると天皇の効能の本質が理解できよう。日本において、
キリスト教におけるローマ法王の役割を果たしていると説明すれば理解できようか。
もし、デスラーさんや湯たんぽさん、するめいかさんが、園遊会にでも
まちがって呼ばれるようなことがあったり、何か、災害に遭遇し、
お見舞いにみえた、天皇皇后両陛下の前に出たら、十中八九、
(少なくともその場では、)天皇教徒化するでしょう。保証します。
日本において、これだけの神がかりの恩恵を与える者が他にあろうか。
最高権力者と、象徴天皇 経済的権力者が分離しているからこそ、安定した社会
が築かれたのではないでしょうか。
−
私は軍神の方々の信者にはなっても天皇信者には目下のところなれそうもありませんが、
それはひとまず置いとくとして、
思うに天皇のシステムは農耕立国のものとしてはかなり優れていると
いう気もします。というのも、
農業振興や開拓の促進には人手が必要ですし支配の道理や原理や首長の能力には
比較的無頓着でも構いません。一神教は全然必要ない感じですね。伝説の系譜で充分といったところでしょう。
むしろ原理にとらわれていちいち人を殺して対立が収束しない方が致命的な問題ですから、
その辺の解決を最優先に考えたシステムという感じですね。
下のような戦争屋相手の戦争に勝つ望みは非常に薄いシステムです。
その点を除けば、文明としてはこちらの方が優れているように思います
ここで頂いた情報でもって考えるに、北米・南米大陸の先住民とは、
似たようなものを共有していたのではないかと思います。
彼らと違って幸いだったのは、日本列島という自然要塞のような
住処を得ていたということでしょうか。
一方欧米のシステムは戦争国家に特化されているものが多いと思います。
他所の奴をぶっ殺しに行き、死なずに勝って帰ってくるためには、淘汰を勝ち抜いた
能力あるリーダーが欠かせませんし、原理や宗教が2つあることは
絶対に許されません。
兵卒は負け戦で死にますから、そういう行為を司るリーダーの完全な失敗も、死で報いられます。
リーダーの死をもたらすのはその集団を打ち負かした敵の軍隊の場合が殆どでしょうが、
中には勝てる集団を維持せんが為に蜂起した味方の兵卒の場合があるかもしれません。
とにかく対立は白黒はっきり付けるやり方です。そうしないと戦争に勝てませんから。
アメリカはこういう自分の所の常識が世界で通用すると思って敵方の内乱を待ったり
するんでしょうけど、割と特殊な考え方なので大抵うまく行かない訳ですね。
>天皇システムは、2662年来、よくも悪くも日本の安全弁として、機能してきたと思う。
天皇システムと天皇教は分離して考えないといけない。
デスラー氏が天皇教を辞めた日本人はイスラムでもキリスト教でも新興すればいい、
とノ説。天皇教徒を止めると、無意識の天皇教徒は、価値基準が崩壊し心身が混乱する
可能性がある。非天皇教徒は、心の空洞を埋めるべく新興宗教に走り易くなる。
日本人の日本人である本質の一部に、他文化に遭遇した時に、それを飲み込み、
消化し、日本人の伝統的価値観で再構築する。これが日本人の性質です。そうすると、
イスラムはまだ、飲み込んでないが、仏教 キリスト教、日本においては、もはや、
本質とはずいぶんと異質なものとなっている。日本人のキリスト教徒に聞けばいい、
最後の審判を信じているか?たぶん頓珍漢な答えしか返ってこないはずだ。
天皇を頂点とした、無意識の価値観があるからこそ、
今日の日本人は、無宗教を装えるとでもいっておこう。詳しく論じたいが、
後日 時間がある時、参考文献を読み読みレスを書こうと思います。
−
この辺のことはちょっと分かりません。どの宗教も人の生きる道を示すものであり、
日本なりの道というのは少し他とは変わっているということだとは思うんですが・・・
しかしそれは永遠に不変なのかという疑問もあります。また、日本人の道というものが
あるならば、資本主義崇拝、石油文明崇拝は本来その道からはかなり外れているような気がします。
いずれにせよ、内容を補足していただけると助かります。
>天皇システムを利用して、アメリカの隷属するシステムの補完として、ある意味で、
天皇を利用している。まさに正論、ごもっとも、今は、忍び難きを忍び、
耐えがたきを耐えの時です。
しかし!いかくん、よく読みたまえ!アメリカの工作員は、日本が一つにまとまらないよう、
天皇を擁護する者を、右翼だの、保守反動だのと、左翼を焚き付け、
排除しようとしてきました。時には、安保条約調印するために右翼もCIAは
利用したりしている。常に、国論が一つにならないよう、自虐的神話もばら撒いた。
先の、鹿島昇氏の書籍も戦後の伝聞を情報操作された可能性まで、否定してはいけない。
(まだネット上でしか鹿島氏の文は読んでいません)朝鮮半島の反日教育も、
アメリカによる東アジア植民地政策の一環である事実も、忘れないように。
天皇システムを否定する者こそ、米国支配の洗脳された輩の可能性が高い。
−
おおむね同意ですが、根源的な問題は、そもそも裕仁天皇が米国支配を
ドーンと受け入れて見せた事なのではないでしょうか?
もうバラバラで手の付けようが無い混沌はそこから始まっているような気がします。
どうすればいいのか分かりません。
>とはいえ、米国はローマ帝国。日本はカルタゴ。ローマ帝国はいずれ滅びるが、
その前にカルタゴは滅ばされた。滅ぼされない為にも、我々は、戦後教育の呪縛から、
はやく脱しなければいけない。そう思っております。反日日本人ども!目を覚ませ!
戦後教育の呪縛をとけ!
−
そうですねえ、しかし、
今の延長では、帝国資本主義と心中するかそれとも死屍累々の内戦で独自の芯を取り戻すか、
どちらかを選ぶしかないような気がします。後者はおそらく、かつて来た全体主義への道でしょう。
せめてアジア太平洋の戦没者を調査回収し慰霊する事業でも始めれば、
まともに進む糸口が掴めるんじゃないかと思うんですけどねえ。
サイパンやグアムでバカ騒ぎしてるようではどうも先行きは暗そうです。
少しずつでもうまく行くといいんですけどね。