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ここ数日考えてみてようやく分かった。
なぜ北朝鮮が横田さん他の死亡を発表したのかが。
実際のところ、拉致被害者で北によって殺害された方もいるかも
知れないがほとんどは生存している。
北は自国の発表を日本がそのまま信じ、交渉が進展することを
想定していたのだ(実際、田中均らを中心とする外交姿勢を維持
していたらそうなっていただろう)。最後の最後で日本側の譲歩
を引出すために「死亡していたと見られた拉致被害者が実は
生きていた」という交渉カードを作ったのである。
日本から引出す金は、このカードによって数段多くなる。
日本の与論の反発の大きさに北朝鮮当局と金正日はびっくりして
いるはずだ。この外交見通しを金に耳打ちした側近は詰め腹を切ら
され、もうこの世には存在していないだろう。金本人のアイデア
であったとしても、側近の内の何人かに罪をなすりつけ、
「おとしまえ」がつけられているはずである。
もう、この国はマンガだとしか言いようがないが、おかげでバカ
でお人好しの度が過ぎる我が日本国民の目を覚ます結果となり
良かったと思う。
これからの外交姿勢については、待ちの一手である。ピョンヤン
宣言を破棄する必要はない。条件が整い次第交渉に入るとして、
絶対に揃わない条件をずっと主張し続ければ良いのだ。人質を
盾にしての恫喝にも、ミサイル攻撃をちらつかせる恫喝にも
絶対にひるんではならない。それでは埒が明かないではないか、
その通りだ。キムと交渉するつもりなど毛頭ないのだから。
やつがウソの上にウソを積み重ねていることを冷酷に暴露して
ゆけば良いのだ。それは少しづつ露呈してゆくだろう。
「墓地が洪水で流されたなど信用できない。納得できる説明が
なされるまで、日本は待ち続ける。」とだけ言えば良い。