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★阿修羅♪
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大東亜戦争中、日本人の多くが軍神や国家の礎となるべく
全面的献身と共に死んで行き、
（米国軍人は、米軍は自爆攻撃の能力を未来永劫持ち得ない
だろうと述べています。事の是非はともかく、彼らが持たず
かつて我々が持っていた物を示しています）
しかしそれを横目に天皇自身は保身に走ると言う、
意味が推し量りがたく、信じがたく愚かな、しかし
伝統的本質的な変節を見るまでは
それに終止符を打つことは無かった訳ですが、
ここからは日本人の
○純粋さと超人的能力
○それを利用し、依存するゆえの弱さ
が見て取れると思います。
この日本人の弱さは、中世の大航海・植民支配時代に背を向け
軍事文化両面からの侵略を地理的条件を利して排除した
ことにより、それらに対して国家を最適化する時間を
充分に持てなかったことからくると思われます。
いってみれば欧米侵略勢力の犠牲になるのが近代まで
先延ばしにされただけの事かもしれません。
先の大戦敗北と共に、国家的宗教と民族主義が
同時に終焉を迎え、今のところ野放図で破綻した
（国家が維持不能な）
個人主義がそれに取って替わった訳だが、
これと世界帝国を志向しているとおぼしき某国の
配下に入った事実とは裏表の関係だと言えると思います。
おそらく日本人は良かれ悪しかれ、もう二度と、
日本国の名のもとに超人的能力を発揮することは起こり得ない
と思われます。
いずれにせよ人間の主目的が生存と生殖だと定義するなら、
日本人は成長したと言えるかもしれないし、世界帝国が成功裡に
実現しかねないほどの文明の進歩に対応してその行動様式を
最適化したことになりました。
しかし同時に、もう２度と、国家的宗教や民族主義の懐に戻り
平安と団結を得る事も出来なくなってしまいました。
失笑と無視に迎えられると知りながら全面的献身に及ぶ人も居るまいし、
居ても意味を持ち得ません。
退路は消え失せてしまったので、とにかく個人主義を先鋭化
させる以外に選択肢はなくなってしまった訳です、
私にいわせればそこにあるのは国家規模隷属と内ゲバと報われない自分探し
しかない世界でしかなく、一言で言って絶望だと思いますが・・・
皆さんはどう思われますか？
題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。