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(回答先: 国際的ペテン師の一族=皇室 投稿者 デスラー総統 日時 2002 年 11 月 04 日 18:46:16)
天皇が今に限らず遥か昔から名目上の王で事足りたのは、
日本列島が外敵から狙われにくく、近代に入るまで
どのような在外勢力も征服が難しかったからですよね?
日本という世界の外側には何もないも同然の環境が、
伝説のみに基づいた仮想的支配を実現していた
ってことだと思います。
だから黒船がやって来ていよいよ神風頼みでは
すまなくなった近代は、天皇が真の王に飛躍する
唯一無二のチャンスであったのだと思います。
敗戦時ですら、まだそうであったと言えるでしょう。
団結と抵抗を訴えつつ、先立った無数の国民と共に
軍神としての永遠の生命を選ばれたならば、
大日本帝国の理念があれほどまで折れる事はなかったはずです。
国民が帰還兵を嘲ったり、原爆被害者を差別するような事が
無かったはずです。ましてや大日本帝国軍人はことごとく
犬死した等と自分の在り方を脇に置いて放言などできる人が、
そんなには居ないはずです。
まーああいう落ちがついてしまうと、信じた奴が悪いんだって
事になりますよね。大日本帝国を葬ったのは連合軍の物量作戦でも
原爆でもなく、このメガトン級モラルハザードだといったところでしょうか。
重要な節目に天皇はその在り方を脱却する事が出来ず、
旧態依然と名目上の王として生き続けることを
選択したと言えるのではないでしょうか。
もはやかつてのように日本は無敵国家ではなくなったにも
拘らずです。日本人も、その意味を知ってか知らずか
それを許しました。
だから良くも悪くも天皇の歴史はこれからも続きますし、
良くも悪くも日本国は何者が相手であろうが戦争をして
勝てるような国では無くなったって所でしょうか。
どことやるにせよ、まず自らの理不尽と戦わないと
いけないはずです。何を守るために、誰が戦って死ぬべきか
という疑問に答えるものが必要です。だって国民の生存だけなら
今みたいな体たらくでもどうにかなってるんですから。
まあ強国の直接指示を受けて自国民をも含めて殺戮する
軍隊なら、そういう理屈は必要ありませんけどね。