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自民党と公明党は今や一体であり、国民が政治に飽いて投票率がさがればさがるほど、公明の組織票が利き目がでてきて(内助の功)、これで両党を柱に、与政権与党をくみ続けることができる。つまり自民党政治はかわらず、続くことになる。公明党が自民党と離婚することは今後ありえないとみられる。
この体制が崩れる道筋にはどういうものがありうるのだろうか?池田大作はイスタブリッシュメント側に居座ることになるのだろうか。米英指導層は創価学会とも一定の形で提携をしつづけるのだろうか。米英は創価学会を徹底活用して磐石のかたちで自民党を政権の座におくよう操作し続けると思われるがどうか。この戦列に朝日新聞が加わったら、例えば池田の写真や記事、創価学会の出版物の宣伝などをもっと積極的にするようになったら、もはや米英は日本の政治体制を完全に強固なものにできるのでは?もとより、朝日は強力に新自由主義(市場原理主義・競争原理・規制緩和・民営化)を推進しているが、この点自民党となんらかわりないのだ。朝日の書くスタンスから見て、自民党政治を倒すべしといった筆致は全く感じられない。過去ならいざしらず、朝日を「左翼陣営」と見る人々は、基本的に認識の根本的修正が必要なのではないか。創価学会との関係でいえば昨年だったか池田に論壇のコーナーに書かせたときが、ターニングポイントだったのではないか。朝日はもやは、公明が政教分離原則に抵触している旨を批判する記事も一切書く気配もない。
自民ー公明ー朝日が一体化して米英支配中枢の体制翼賛をしているのではないか?朝日の雑誌、「論座」が米CFR(外交問題評議会:米国の支配中枢)のプロパガンダ誌「フォーリンアフェアーズ」と提携し、毎号翻訳を載せている点も、非常にいやなものをおぼえる。
民主党の大半の議員も新自由主義を奉ずるという点はかわりはなく、いずれにせよ、日本が米英の中枢部に反旗をふりかざす契機、つまり、新自由主義を超克する契機はほとんどないにひとしいのではないか?つまり、日本は米国中枢部に隷属されつづけるだけではないのか?日本のアメリカからの政治的独立というのは、今や夢物語にすぎないのではないのか?
とくに朝日が左翼だと考えている人からご意見を伺いたい。その際あなたご自身は新自由主義に賛成か反対かあわせて教えていただきたい。もしそんなあなたが新自由主義に反対というなら、政党的には新自由主義に反対している共産党と社会党とあなたは事実上同じ立場にあることになる。そうだとするとあなたは右なのか左なのか。その分類がもはや意味を持たない情況になりつつあるのではないか。つまり、米英中枢部の経済プログラムをリトマス試験紙として、それに賛成するものと反対するものという分類がもっとも決定的なのではないか。結局、新自由主義を受容する(アメリカ隷属)、受容しない(アメリカからの独立)のどちらなのだ、という軸になってくるのではないか。小林よしのりなどは反米をいいながら自民党よりで新自由主義は基本的に反対していないのだから、まったくよくわからない。
新自由主義に反対するとそれは「反米」とラベルされ、反テロ法の潜在的な対象つまり潜在的テロリストとカテゴライズされ、CIA,FBI,NSAなど情報機関の観測対象、そして逮捕の対象となるおそれがでてきているのだが。最近、インドネシアなどアジア諸国で、FBIがその国の国民をテロリストとして逮捕する動きが目立っているこれはアメリカの捜査権限が外国で法的効果を持ちはじめている事を意味する。有事法の解釈などにより日本でもFBI,CIAなどの活動が日本の国法体系内で正当化される日が近付いているのではないか、危惧するものである。
拉致問題が大きく扱われれば扱われるほど、一方新自由主義の問題点ヘの関心、イラク戦争への関心がさがりこれらを推進する米英指導部はありがたいとおもっているのではないか。
以下、最新朝日記事より
首相、創価学会名誉会長を「絶賛」 補選のお礼?
「強く印象に残った、見事な写真があった」。小泉首相は2日、公明党大会でのあいさつで、創価学会の池田大作名誉会長が撮影した写真をべたぼめした。日ごろは与党にそっけない首相だが、衆参統一補選の勝利は公明党の支援によるところも大きく、リップサービスに努めたようだ。
首相は、9月の南アフリカ訪問の際、SGI(創価学会インタナショナル)の展示場で写真を見たと説明。「暗い空にこうこうと月が輝いている。池田SGI会長が撮影されたそうです」と紹介、拍手を浴びた。
創価学会は公明党の支援団体だが、一宗教法人であることには変わりない。首相が公式の場で言及するのは異例だが、首相はさらに「支持率が高くても低くてもグラグラしちゃいかんなあ。空の果ての月のように、孤独でも耐えなきゃいかん」と会場を笑わせた。
党幹部たちもうれしくないはずがない。冬柴幹事長は記者会見で「我々に理解があると思えなかった首相も、創価学会の純粋な思いを理解された」と喜んだ。 (19:58)