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(回答先: 「AK」「白いバン」はガセネタで、通報者は逮捕された、という報道がありましたよ。 投稿者 10月18日付けのBBCです。 日時 2002 年 11 月 02 日 16:10:45)
「10月18日付けのBBCです。」さん、 フォローありがとうございます。
ご紹介の「BBC」の記事内容を読みました。
「BBC」の記事については二つの疑念が浮かびました。
まず、記事は、「白いバン」ではなく、「AK」+「クリーム色で尾灯が故障したバン」という目撃証言を信用に足らないと報じたというものです。
1)「白いバン」という車種特定は、報道内容や警察が複数の車種写真を示していたように、1人ではなく複数の目撃証言によるもの
2)目撃証言に信用性がないとする根拠が、情報の攪乱による思い込みというものであって、他の信用に足る具体的な目撃があったことで否定されたものではない
記事の日付になっている18日以降も、「白いバン」という車種情報はTVニュースで流れ続けていました。
「ニューズウイーク11・6」の追加情報を書きます。
■ 10月21日の電話ボックスにいた2名の拘束
これは、TVでも報道された出来事です。
TVでは「白いバンに乗った男性二人が電話ボックスに入ったところを警察が拘束した」という内容で報じられました。2名は、ほぼ1日で無関係ということで解放されたと翌日報道がありました。
この件について、「ニューズウイーク11・6」は、『翌朝(引用者注:10月21日)、犯人は電話してきた。警察は逆探知に成功し、公衆電話ボックスにいた男2人の身柄を拘束したが、これが完全な人違い。』と書いています。
警察が逆探知に要した時間、その後続いた犯人との通話時間、警察官が現場に到着するのに要した時間などがわかっているはずですから、その2名が通話した犯人かどうかの蓋然性はわかるはずですし、その公衆電話から発信された通話記録を調べれば、その2名の前に通話があったかかどうかもわかります。
押し詰まった10月21日の出来事ですから、公衆電話ボックスに警察官が到着する前に、逆探知に成功した時点で、偵察機・ヘリコプターを使った空からの捕捉態勢、地域道路に非常線を張って検問する態勢がとれたはずです。
拘束された2名が事件に無関係だとしても、犯人かどうか別として、犯人と名乗って公衆電話から電話をかけてきた人物を捕捉できなかったのは警察・捜査当局の怠慢と言わざるを得ません。