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(回答先: アメリカの植民地より、貧しくとも自由を選ぶ 投稿者 操り人形 日時 2002 年 10 月 25 日 00:33:53)
おっしゃるとおりです。日本を売り払おうとしているのは日本の支配層です。田中角栄は1人で民営化)国有財産の企業所有化)にたちはだかったたため、米国に刺され、米国支配層の手先で日本支配層側にある、サッチャー主義、民活化中曽根(日の丸君が代推進者)が最長不倒総理として米国側から投入されたわけです。小泉、竹中、木村剛などアメリカの手先で日本支配層の利益を代表しています。このあと日本の社会インフラがすべて米英中心の海外企業に「段階的」に売られていくことになっています。これが米英の新自由主義プロジェクトなのです。
現日本の支配層は戦前、東アジア進出=帝国主義経営を担った日本の支配層=財閥と基本的に同じメンツです。彼らは自分たちの階層的利益の拡大が最大の動機としています。こういう人たちの戦前の指導戦後の指導が正しい、と盲目的に「信仰」しロマンチシズムに生きるナイーブな人々が実におおいのはまこと残念なことと思います。天皇教という新宗教も日本支配層側に創設され、洗脳のための教義として使い込まれ、その洗脳から人々は哀れにも脱プログラム(DE−PROGRAM)できないで矛盾した奈落に落ちたまま浮かび上がって来れない状態なのです。ゴミであたまがいっぱいになっている人々が、頭をクリアにすることは、実は非常に大変な作業が必要となり、一生涯抜け出られないことがすくなくありません。キリスト教を刷り込まれた人が大人になって理性では悪魔はいないと思えるようになっても、深層意識では非常に深く悪魔のイメージが入り込んでおり、払拭するのはほとんど不可能だ、と嘆き苦しんでいるアメリカ人の友人(黒人)がいます。今、彼はキリスト教を徹底して指弾しているのですが、子供の頃に頭と意識に深く刷り込まれたものの深く固着したものから脱出することは一生無理だろうと思うといっています。実はそのとおりなのです。
戦前、被支配層で、こどものころ「天皇教」で仕込まれた年代の人々は、実は脱プログラム化することは心理学的には技術的にほとんど不可能です(支配層や一部インテリ層は意外にハイカラで洋風なライフスタイルを享受し、洋行経験もあったり、事態や情報を相対化する知識をもっていたため、洗脳対象の外にありました。伊藤博文はじめ、馬鹿やろう人間が神なわけない、と割り切っていたわけです。)。被支配層=庶民の人々の意識の深いレベルに、天皇は偉いという情報が入り込んでおり、それを完全に払拭することは一生できないのです。戦争責任の追及ができない最大の要因の一つはこの心理的ブロックにあります。「陛下」に涙することができる人々が生き続ける限り、日本の支配層は安泰と思っているのですが、最近、さすが戦後50年前後経過しプログラムが解けてきているのを焦慮、危惧し、いまいちど日の丸君が代を押し付け、呪縛の溶解を全力を挙げて封じ込めようとしているわけです。
外務省の在外公館は菊御紋と天皇夫妻の写真を神棚の位置にかかげています。日本国憲法の位置づけを無視し、日本国の首長は天皇(王)であると海外では吹きまくり、自分たちは天皇(王)に仕えている特別な位置にある、だから特権を享受するのは当然である(特権的にゴージャスな生活)、「陛下」と呼び、王に平伏すべき位置にある庶民に対して自分たちがサービスする位置にあるわけないだろ、ばかやろ、と考えています。一般国民はゴミ扱いです。海外を長期バックパックで旅行した経験のある人なら日本の在外公館のあまりに傲岸不遜で人を馬鹿にしたような不親切な態度を何度も経験されていると思います。
庶民はそれでいて、外務省はなんだ、とおこっているわけで、矛盾しているわけです。庶民というのは実に哀れでものがなしいものです。妙にまじめな庶民が、妙にすっかり洗脳され信者として支配収奪の対象でい続けるのは、キリスト教教会と信者の関係によくにています。
いかなるものでもそれが「信仰」である限り、「真理」を見ることができなくなるのです。その人は一生、真理の光をみることなく、やみのなかをさまよい続け、矛盾と倒錯、寄る辺ない生活、そして支配と収奪を受けつづけて生涯を終えるのです。世界の伝統宗教及び天皇教ほど罪なものは世の中ありません。
「御愁傷様」としかいえません。