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(回答先: Re: マクロの話は即ミクロ(企業)の話です 投稿者 ニュートラル 日時 2002 年 10 月 19 日 07:41:08)
ニュートラルさん、こんにちわ。
>規模の極端に小さな経済ならともかく、普通の国には適用できない理想論のような気
>がします。資本出資を伴う共同経営的な企業が中核になる経済では大規模投資は不可
>能ですね。
「利潤なき経済社会」では、利潤もなくなるわけですから、金融(貸し付け&投資)の在り方が根底から変わると考えています。
また、巨大化した生産設備(固定資本)の“価値”を一つ一つの財に転化させて長期的に償却していくと“仕組み”も非合理だと認識されるようになると考えています。
このあたりの説明は、おいおい行っていくつもりです。
>ちなみに、社債の発行と引受けについてはどうお考えですか?これは確定利払いは伴
>いますが、担保権などの行使はありませんが。
資本(株式)というかたちでの資金調達が、出し手の価値観にそぐわないと判断したり、既存株主の利益を損なうという判断したり、株式市場の低迷で新株発行が期待した内容では実現しないという判断から抑えられ、普通社債などの借り入れ形態が採り入れられることは理解できます。
しかし、利息付きの貸し出しは、担保付きかどうかに関わらず禁止すべきだと考えています。
ちなみに、現状の経済問題と将来の経済問題は切り分けるという立場ですから、でたらめ、いい加減、自己矛盾などとのそしりを受けることを承知で、「デフレ不況」の解消のために貸し出しの拡大も主張しています。