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(回答先: どうして薩摩藩? 投稿者 聖徳太子 日時 2002 年 10 月 10 日 12:23:43)
ノーベル賞受賞について悪く言うつもりはありませんが、
この受賞の裏には二つの狙いがあるとみています。
(1)日本経済の崩壊シナリオから「目」を逸らす絶好のタイミングで発表
(2)日本の会社組織の“型”や年功序列の破壊目的
まず(1)については、一目瞭然で小泉内閣改悪後の日本経済は冷えに冷え、デフレが超音速で一気に進行しました。それもボケ竹中に日本の大臣にあるまじき無責任学者発言を繰り返して株価を下げ、邦銀・生保を一週間で苦況に追い込みました。これをカモフラージュするためにはスポーツ・セックスでは無理。当然国民が大騒ぎになる出来事が必要です。
特に10/7以後の株価暴落は、政府・邦銀・生保が買い支えが出来ないのを見越して、「外人さん売りまくり」が続き10/10には19年ぶりに日経平均8500円を大きく割れ込んでしまいました。マスコミが朝から晩まで大騒ぎですが、その時を狙って「ノーベル賞、物理学に続いて科学も連続受賞!」驚くほどぴったりはまりましたね。完全に国民の関心は霞んでしまいました。残念です。小泉・竹中・塩爺を叩きのめすチャンスだったのですが・・・
次に(2)についてですが、これは日亜化学工業(大塚グループ)の青色ダイオードの発明者で現カリフォルニア大学サンタバーバラ校の中村修二教授の特許訴訟 「特許出願権は個人に」という流れと、島津製作所、日本本来の家族型会社の経営という型のなかで、平社員がノーベル賞を受賞した事に対する個人への褒賞金と個人の権利(特許権)が試されています。国家型産学共同研究志向をアメリカ型産学協同研究にし、特定の個人が超破格報酬を手にするという「ドリーム=拝金主義」への転換の狙いでもあるわけです。これで日本は「政治」「経済」に続いて、「会社組織の型」でも米国に敗北し、個人実力主義の拝金社会に大きく舵を切ることになるでしょう。
こういう露骨な受賞もありますからね。
この研究成果が、我々にふりかかる・・・?
【ストックホルム9日共同】スウェーデンの王立科学アカデミーは9日、今年のノーベル経済学賞を米プリンストン大のダニエル・カーネマン氏、米ジョージメーソン大のバーノン・スミス氏の2人に授与すると発表した。
同アカデミーは、授賞理由を「不確実性の下での人間の判断など心理学的研究を経済学に導入した」ことなどを挙げた。
授賞式は12月10日にストックホルムで開かれ、両氏に賞金計1000万クローナ(約1億3000万円)が贈られる。