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(回答先: Re: 日本改造とイラク攻撃 投稿者 ウッチャー 日時 2002 年 10 月 08 日 20:37:27)
だいたい、アメリカによる一極支配による世界の秩序維持な
んて日本にとってありがたいものであるわけがありません。た
だ危険なだけです。
もっとも単純に考えても、アメリカだろうと何かの国際機関
だろうと日本という国家より上位の権力を認めてしまえば、ア
メリカやいくつかの他国が日本国民の利益や集団的意思決定に
反することを合法的に日本に押し付けられるようになります。
たとえその権力関係が形式的には法的なものでなくても、実
質的には国際条約や軍事的・経済的制裁力に基づく強制力の下
での主従関係なら同じことです。
実質的強制力のある世界統一権力やら日本の主権より上位の
権力の確立などまっぴらごめんです。
実際今英米が世界でやっていること、アメリカの日本に対す
る態度はどういう性質のものでしょうか。それはひどく不透明
な証拠とあいまいな論理的根拠によって強引に資源権益や地政
学的重要性のあるところへ軍隊を派遣・駐屯させ、そこの政府
を屈服させたり交替させたりするようなやり方です。
また、日本のような憲法上自国と直接の関係が無い証拠や根
拠の足りない対テロ戦争に軍事的援助などできない国に対して
、政治経済関係による実質的な脅迫をもって金や軍隊を出させ
あわよくば戦闘にも参加させようとしています。
つまり、アメリカ擁護派のひとたちが陰に陽に口にする世界
に秩序をもたらす「世界統一的権力」は、現実に現れているそ
の萌芽の段階から、無法で利己的で強盗的で人権侵害の性質を
はっきりとさせているのです。
わかりやすく言えば、日本に対しては最初から無理やり脅し
て国内法を無視させ、金を出させたり、働かせたり、人殺しの
手伝いや人殺しをさせ、命がけで仕事や戦争をさせ、死んでも
しかたなしという態度です。
つまり、アメリカによる実質的(いずれ法的になる?)世界
権力とやらは論理的にも、現実的にも日本にとって極めて危険
なものです。そんなものが日本人の財産・主権・安全にとって
どうして、「良い」もしくは「今後良くなる」と言えるのでし
ょう。今後ますます日本人にとって迷惑で危険なものになって
いくと考えたほうがよほど理にかなっています。
もうすでにカツアゲとかイジメを超えて、となり町のケンカ
や殺し合いにまで無理やりやらされようとしているというのに
。タリバン君は日本人のこと好きだといっていたのに。そろそ
ろタバコの火を背中に押し付けるのが始まるぞ。あの愛媛丸事
件てそれだったのかな。