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(回答先: 「短期間では売却しない」or「長期的な株式放出を通じて民営化する」という政治的国民的コンセンサスの形成が急務 投稿者 あっしら 日時 2002 年 10 月 05 日 16:40:53)
レスをありがとうございます。
bakaなりに「あっしら」さんのアドバイスを要約してみます:
(1)政治と経済が不可分な局面に入った。「国民の生活基盤である日本経済を「国民経済」として確保するのか、それとも“新自由主義”というルールに身売りするのかという対立軸」
(2)公的資金注入に伴う「銀行国有化」そのものは、悪い政策ではない。しかし、『国有化した銀行は、「短期間では売却しない」、もしくは、「国鉄や電電公社のように長期的な株式放出を通じて民営化する」といった多くの人が同意できるであろうレベルで政治的国民的コンセンサスを形成することが急務』
(3)民営化された銀行を外国人が買うことになれば、「日本経済が世界経済支配層のお金を稼ぐ“道具”」となる。そして、「自分の活動力を売るしかない者同士の苛烈な競争も展開される殺伐とした社会になる」。
(4)上記(3)の「最悪のシナリオ」が現実化したら、デフレが政策的に解消される道は遠のき、インフレに転換しても、実質金利は高く、給与水準は後追いでかつ不十分なものになる。
(5)自営の道が見えていない限り、間違っても、希望退職に応じてはいけない。住宅ローンであっても、借金をしない。
(6)一人でも多くの人が、現在進められている政策が日本をとんでもない姿に変えてしまう可能性を秘めていることを知る必要がある。“現実告知活動”を一つでも多く行うことが、家族防衛の手段。