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政府の銀行船団に対する公的資金投入、利益供与とこの事件の違いはあるのか。当方同じような気がするが。
今の銀行船団も暴対法のように指定団体にしたらどうか。
日刊ゲンダイに、UFJ銀と豊田通商の間でゆれるトーメンの運命という記事がでていた。
いまからずいぶん前に、トーメンと豊田通商との合併の話があった。トーメンは、三井物産の綿花部として独立した会社で、はじめはメインバンクは、旧三井銀行であった。しかし、三井銀行には、三井物産という商社がメインであったため、旧東海銀行にトーメンはメインバンクをかえた。その時の合併話は、旧当会銀行からのさそいだと思うが、豊田通商の断られたのである。
今回も窮地のトーメンを豊田通商が救ったのだが、豊田通商にとってはトーメンを合併してもメリットが少ない。指定暴力団銀行船団のために豊田は動いたのである。今は、社員1000人ぐらいの会社である。つぶれても日本経済におおきな影響はでない。銀行に対する豊田グループの利益供与である。
形がちがうだけで、一方は、犯罪になり片方は正当になる。おかしな社会である。