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週間現代の記事で、風のように という渡辺淳一のエッセイをよんだ。
当方に在日朝鮮系の友人というのはいない。学生時代から、関わりあう機会がなかった。ただ、兄は、韓国系の友人がおおくいた。兄とは、12歳ぐらいはなれているので兄が学生のころは、小学生ぐらいだった。よく家にも遊びにきたし、兄の結婚式にもたすけていただいた。当方にもいろいろよくしてくれたので、在日朝鮮人にたいして悪い印象はもっていなく、逆に好意をもっている。
このエッセイをよむと日本人が朝鮮系の人々にしてきた罪は、想像を絶する事件であろう。また、日本もこの事件をうやむやにしてはいけない。日本の周辺国は、世代がかわってもこの禍根は残っていくだろう。日中国交正常化がされて30年たったが、日本にたいしての印象は、一向によくなっていない。逆に、日本にくる留学生から内心馬鹿にされているような気もする。
日本はどうしたらいいのか。今回の拉致問題は、周辺国、米国は無関心である。この問題を正当に解決することが、日朝国交正常化には大切なことである。うやむやにしては、絶対にいけない。北朝鮮が、他の先進国のような民主主義であれば別だが、社会主義独裁国家である以上、この問題の解決が最優先である。エネルギーに関する問題よりも重要であると考えている。