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(回答先: Re: “ダブヤ一派”は愚か者の集団でも突出した集団でもありません 投稿者 似非ムハンマド 日時 2002 年 9 月 26 日 18:55:19)
米国内のイスラム状況にはまったくと言っていいほど暗いのですが、わずかな知識を基に少し書きます。
詳しい情報をお持ちの方がフォローしてくれることを期待します。
まず、イスラム教徒としては、イスラム地域から移住してきた人々、黒人のイスラム改宗者、白人のイスラム改宗者に区分することができます。
黒人のイスラム改宗者は、ブラックパンサーなどが有名ですが、イスラムが持つ平等性や共同体性が彼らを惹きつけたようです。
白人のイスラム改宗者は、湾岸戦争や9・11などイスラム絡みの大事件が起きた後で増えているようです。
イベリア半島のムスリムとの接触や十字軍の遠征の後にカタリ派と呼ばれる反カソリック宗教運動が起きたように、イスラムって何?と考える機会がイスラムへの改宗者を増大させています。根っこは近い宗教ですから、イスラムの教義は受け入れやすいものです。
昨年秋にタリバンに拘束された英国人女性記者も、英国に戻った後にイスラムを学びイスラムに改宗しています。
(カタリ派自体はシリア教会やアルメニア教会の影響を強く受けている)
地位やお金を考えたときに不利な条件となるイスラム信仰が、アメリカ社会で多数派になることは今のところ現実性はありませんが、政治的影響力を増大させることは確かだと思われます。
イスラム地域からの移住者や黒人ムスリムはその多くが生活に追われる状況にあるので、白人や生活余裕者のムスリムがどれだけ増えるかが政治的影響力増大の鍵になると思われます。
>神様が同じだけに、共産主義より脅威になりそう。
誰にとって脅威であるかは別として、それは確かだと思います。