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グリーンスパンFRB議長(米国中央銀行総裁)が平行して取締役を勤めている企業名リスト(金融・石油資本など) 投稿者 超現実 日時 2002 年 9 月 18 日 03:11:46:

 米国中央銀行総裁であるグリーンスパン氏が総裁職と平行して、取締役として勤めている民間企業(最近数年の例)を下にあげます。すべて公表されている分です。露骨といえば露骨ですが、企業名を御覧になれば,彼がアメリカの超財閥から給料もらっていることがわかりますよね。これら超財閥の企業、金融資本・石油資本の業績を上げるための仕事を、総裁職と平行してやっているのです。彼らは巨大利益を同じくしている人々、つまり、一つの富裕支配サークルの輪を構成しています。金融資本・石油資本の儲けが下がるような金融政策を彼が取ることは絶対ありません。アメリカ金融政策は、憲法制度上予定された民主的手続きのはるか上空を舞っているものです。1913年のFederal Reserve法をギリギリ過半で通過させることで、このような国家乗っ取りを達成したのです。

併任リスト

Aluminum Company of America (Alcoa);
Automatic Data Processing, Inc.;
Capital Cities/ABC, Inc.;
General Foods, Inc.;
J.P. Morgan & Co., Inc.;
Morgan Guaranty Trust Company of New York;
Mobil Corporation; and The Pittston Company.

日銀総裁はこんな具合に、民間企業の取締役併任なんてできませんよね。

グリーンスパン氏は公務員ではなく民間人ですから。アメリカの中央銀行は連邦政府の機関ではありません。

日銀を日本政府の影響外から完全に出させること、つまり,実体上民営化すること(多少形式的名目的に政府関連を示す程度),そして,それを自らの支配圏におくとこと。これが現在、米英支配層(金融富裕サークル)の予定している作業です。早いはなし、日銀がFRBの、実質上、支店になる、ということです。そのときは,日本の金融政策は日本人の手を離れています。数年前からFRBはしきりにメッセージを出しています(数年前、朝日新聞論壇でFRB職員が日銀の独立性を強化せよと,余計な提言をしていたのを目にしています)。日銀の独立性を高めよという議論を見た場合,誰がどんな立場でそれを言っているのか、十分警戒する必要があります。日本の金融政策が米英支配層の手に100%渡ることは(実際は今でも,相当その現実があるわけですが),断固として阻止する必要があります。

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