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国際通貨基金(IMF)、世界銀行(World Bnk)。
この2つの組織はいかにも国際(公共)機関のイメージを持ていますが,いずれもアメリカ財務省が51%の議決権を持っている,事実上アメリカ連邦政府の持ち物(つまりアメリカ富裕サークルの持ち物)です。この2つの機関は各国政府に資金貸し出しをしますが,利率は21%から70%となっています。IMF/世銀に絡まれたアフリカや南米の政府は中期的には必ず,改めて経済が破たんする理由はこの高利にあります。
FRB(FederalReserveBank=アメリカの中央銀行,実は商業銀行)は米国財務省と米国法皇グリーンスパンのもと、毎週緊密にスタッフミーティングをしています(もちろん財務省側はFRBに対し,いかなる命令も出すことは法令上できません。連邦政府はFRBに対し一切権力をもっていません)。
世銀/IMFとの関連でいえば、FRBが財務省をコントロールすることを通じ、世銀/IMFを差配していることを意味します。
つまり、アルゼンチン政府などに世銀/IMFが融資している資金の利息は、FRBの株主である,金融資本によって決定されています。アメリカ国内では利息が20%を超えることは法律上禁じられています。ですが,いったんアメリカをでてしまえば,利息はいくらでも勝手につけることができるのです。