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週間朝日という雑誌を銀行でみていたら、東電の記録改ざん告発の状況が掲載してあった。告発者は、経済産業省がなかなか調べようとしないのでインターネットによる告発でジャーナリストがしょざい取材をはじめたことで経済産業省がしぶしぶうごいたとのこと。
外務省のインドネシアのダムについても、ダム周辺住民からのダム建設の反対があり、ジャーナリストが記事にしようとしたら記事にならないように外務省が動いたとのこと。
一体役人はだれから給料をもらっているのか。国民から支給される給料より民間大手会社からの賄賂のほうが重要なのか。
役人というのは、賄賂を受け取りやすい地位にいることは、ほかの社会主義国をみれば理解できる。江戸時代から、役人の賄賂は衆知の事実である。
賄賂をだす業者が悪いのか。賄賂といっても現金、天下り先の紹介など形をかえたいろいろな方法があるが、一番悪いのが受け取る役人が悪いのである。
田中長野県知事が、業者にサービスをするのではなく、長野県民にサービスをするのが公僕の仕事であるとよく口にする。
当方も今労災にて治療中であるが、労災の件で警察庁、厚生労働省、野党の政治家に告発してきた。どこからも返事がない。企業の完璧な法律違反でも役所は見て見ない振りをしている。その間に何回も事故がおきても。
官僚は優秀であることはわかるが、今一度役人の倫理とはなにか、各々確認してほしいものだ。鈴木宗雄議員の問題も本質は官僚が悪いのである。血液製剤の問題も官僚が一番悪いのである。
世の中は、10いいことをしても一つ悪いことをするとその悪いことのほうを直視しようとする。
冬かれて 見るかげ もなき
深山木は花
咲く春の 待たれけるかな