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(回答先: 甘い汁を吸ってきた人たちへ 投稿者 596 日時 2002 年 9 月 03 日 07:24:26)
>今まで自民党の下に甘い汁吸っていましたが、もう甘い汁はありません。
>借金をして、ずっと未来の分まで吸い尽くしてしまいました。
>自民党政権を継続させて、これからも吸い続けることはできますが、それ
>では国民が持ちません。甘い汁の元はみんな国民の血税なのです。
>これ以上、甘い汁を吸い続けないでください。
非常にわかりやすい議論ですが、たとえば江戸幕府は300年間、農民から
年貢を取り続けました。農民は年貢を持っていたわけではありませんが、
米の生産力を持っていました。幕府が権力を維持し、農民の生産力が衰え
なければ永遠に年貢を取り続けることができるでしょう。
税金も同じ。管理通貨の担保は結局のところ国民の生産力でしょう。
生産力は、必ず増大する保証も維持される保証もありませんが、かといっ
て使えばなくなるというものでもありません。閉じた系(外国から借金
無しの意)ならば、未来の生産力を吸い尽くす(需要を吸い尽くすはある
かもしれない)といったことはあり得ないように思います。
資源の分配は生産力の維持発展を最優先にすべきものでしょう。管理通貨
の目指すところが完全雇用であることにも整合性があると思います。